サラリーマンは「国民」じゃない??①

今日は会社の経理部に源泉徴収書類の提出期限。もちろん忙しさにかまけてまだ提出してない・・・

ふと、そこで思ったのが税金の話・・・・

僕のようなサラリーマンは、税金を納めていることが社会への貢献だと思っているが、厳密に言うと僕には納税の義務はない。

あまり知られていないことだが、サラリーマンは納税の義務を負っていない。従業員から所得税を徴収し、それを国家に納める義務は、会社が負っているからだ。

日本国憲法第三十条は、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ」と定めている。
これを素直に解釈すると「日本国に納税の義務を負わない人間は日本国民ではない」ということになる。したがって、憲法上はサラリーマンは日本国民ではない??ということになる。

これは変だ!??
ここで、所得の話をすると、我々サラリーマンは毎月の給料から税金や年金、社会保険料等が差し引かれている。これを給料からの源泉徴収という。例えば30万円の給料から5万円の源泉徴収を引かれ25万円が手取り分になる。これを所得だと思っている人が多いと思うが、実はこれは所得ではない。

なぜなら給料の手取りには経費が計上されていないからだ。
では、サラリーマンの所得とはいったい何だろうか?給与明細にも書いてないし、ほとんど表には出てこないので、ほとんどのサラリーマンは自分の所得を知らないと思う。かくいう僕も正確には自分の所得は知らない。では正確な所得を知らないのに何故所得税を払えるのだろうか???  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・明日に続く・・・