CES出張番外編②

tai4512006-02-15

しばらく更新をサボってた上にもう先月上旬の話なのでだいぶ記憶が薄れてきているが、
お約束通り番外編を・・・

今回の出張目的は、僕の担当するJust MyShopの他社商品の発掘と海外取引先の開拓であった、良い商材はいくつかピックアップでき、4月以降JustMyShopでの販売がスタートできるよう鋭意輸入手続きを進めている。その商材はおいおい紹介するとして、今回は番外編②。今出張中に、レンタカーを借りてアメリカの家電量販店を見学に・・・主に見学したのは『BESTBUY』と『Fry's Electronics』。没落著しい老舗の『COMP USA』はパスした。両店共にワンフロアー構成だが、馬鹿がつくほど巨大であった。アメリカでは一般的なワンストップ・ショッピング(集中レジスター)で大きなカートをもって店内を巡る。レジカウンターが30台もあり、どのレジもすべて人がいる。
レジ奥のバックヤードが巨大で、修理等の受付を行っていた。
日本の家電量販店と違うのは、売り場自体が洗練されていてきれいな棚什器が並んでいた点。またソフトウェア売り場が非常に活性化されていた。

日本のソフト売り場は、どの店もほとんど同じ作り方で売れ筋だけを平積みしていて
正直、目隠ししてソフト売り場に導かれたらそこがヨドバシなのか?ビックなのか?ヤマダ電機なのか?わからないと思う。かろうじて各店に流れているオリジナルBGMでここがどの店か解る程度だ!アメリカのソフト売り場は、分野ごとに整理されており、汚さがない。
また、メーカーPOPが全くない!これが一番違うところだ・・・!
メーカーPOPを排除する代わりに店をきれいにしてお客様にしっかり提案している。
『May I help you』と大きく書かれたベストを着た店員がそこら中を徘徊しており、お客様がソフトウェアを手にとっていると、すぐに駆け寄って説明をする。つまりメーカーPOPが不要なのだ!店員が一所懸命説明して販売するという、当然と言えば当然の行為が行われていてある種、新鮮であった。振り返って日本のソフト売り場は店員はレジと品だし、防犯シール貼りくらいしかしていない。是々非々を語るつもりはないが、販社毎の売場の個性が失われている。