悲しみ

今朝、9時過ぎに入院していた会社の同僚、いや親友といっても差し支えのない友人の父上から電話があった。
昨日の6月10日(土)午後3時20分に彼が亡くなったと・・・。
頭の中が真っ白になった。彼はお父上に万一のことがあったら僕に連絡するようにと託したそうだ。

昨年4月に癌が発覚しそれから手術、入退院を繰り返していたが一時は会社にも復帰できるまで回復し
秋のgooさんとの共同記者発表にも同席してくれた。この仕事は足かけ2年、彼と二人で進めてた。

病状が落ち着いたらまた復帰してくれるものと思っていた。
全く予見してなかった。

彼はこのブログをよく見てくれていて、コメントをくれたり、先月末にもメールのやりとりをしていた。
昨日の夜も台湾出張の報告をメールしたところだった。

新しい事業の相談をしても的確なアドバイスをくれていた。
僕のことを弟のように見守ってくれて僕が過剰なストレスを感じてた時
ガス抜きをしてくれたり、大きく包んでくれていた。

何をするにもまず彼に相談してアドバイスをもらっていた。
とても頭が良く頼りがいのある男で彼を心から信頼していた。
彼との出会いは僕の人生にとってとても貴重だった。心から尊敬していた。

明日がお通夜、明後日が告別式。
僕は、明日からロシア出張だから列席できない。
後ろ髪引かれる思いだが、出張を取りやめて駆けつけることは
彼の性格上望んでいないだろうと思い、
最後のお別れはしないことに決めた。

8月に38歳になるはずだった。

僕の中では彼の死はまだ受け入れられないが、ご冥福をお祈りします。
安らかに眠ってください。またこれからも暖かく見守っててください。

彼の分まで成果を残せるよう明日からのロシア出張頑張ろうと思う。